崔 聖奎(チェ・ソンキュ)牧師様 説教(2014年9月14日) 祈り、愛、奉仕
「万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。 何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。 つぶやかないで、互いに親切にもてなし合いなさい。それぞれが賜物を受けているのですから、 神のさまざまな恵みのよい管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。 (Ⅰべテロ4:7-10)」 人生には「時」と「チャンス」があります。 国家や地域にも「時」と「チャンス」があります。 韓国の歴史の中での仁川市は最も重要な都市です。 1885年4月5日復活祭の日、宣教師アペンゼラーとアンダーウッドが仁川港を通して入国しました。 仁川市は韓国を霊的に活かした所です。 仁川市は、戦争からも救いました。1950年9月15日、マッカーサー将軍による仁川上陸作戦が挙行されました。 6月25日の韓国戦争の勢いを一変にして変えました。 これからの仁川市は、韓国の未来を新たに開こうとしています。 第17回、アジア競技大会が仁川で開かれます。 9月19日から10月4日まで、45億のアジア人のフェスティバルが 仁川市で開かれるのです。 この事は、神様が下さった恵みであり、チャンスです。 神様が 仁川市を用いて下さるのです。神様が私たちを通して働くことを願っておられます。 神様が下さった良い時に私たちの使命が何であるかを確かめることによって、 神様には栄光、人々には平和を伝える 仁川市となることでしょう。
第Ⅰ、祈り 事を行う方も、事を成し遂げる方も神様です。 人の計画が立派であっても歴史は神様の御心に成って行きます。(箴言19:21) 私たちがやるべき事は祈りです。(エレミヤ書33:2-3) 祈れば応えられます。64年前、 仁川上陸作戦の成功も祈りの応えです。 当時、韓国は落東江の戦場で、 苦戦していました。 しかし北朝鮮はロシアと中国をバックグラウンドとし、勝利しつついたのです。 そこでマッカーサー将軍が 仁川上陸作戦を計画したのです。 米合同最高参謀本部、海軍本部の反対からはじめ、天気も悪く、台風も上がってきました。 その時、釜山のある教会で全国から集った牧会者や長老達が熱く祈っていました。 祈ったら不可能が変わり、奇跡となりました。 早朝5時から始まった 仁川上陸作戦は午後8時に勝利して終えました。 私たちも 仁川上陸作戦を思い起こしながら国のために祈りましょう。
政治が回復することによって経済が活かされます。 國民の生活の中でも希望を持たなければなりません。 第17回、アジア競技大会のために祈りましょう。成功的な開催と仁川市の発展のために 一つも事故のない大会のために、すべての選手達が韓国の美しさを満喫できるように…、 我が選手達が国を宣伝し、 国威を宣揚できるよう祈りましょう。 毎瞬間が最後だという心構えで、自らしっかりして祈りましょう。(Ⅰペテロの手紙4:7) 祈って待つと奇跡が起きます。 第Ⅱ、互いに愛せよ。 2014年 第17回アジア競技大会が9月19日に開幕されます。10月4日まで熱い戦いが起きます。 アジア45カ国13,000名の選手団が友情を確かめます。我が国、我が仁川市で開かれる大会です。 アジア競技大会は競争の場でもなく、金メダルを取るために戦う場でもありません。 第17回アジア競技大会のスローガンは「平和の息、アジアの未来」です。 このスローガンは「アジアの各国の多様な歴史、文化、伝統、宗教等を共に分かち合い、 友情と和解を通して人類の平和を追求し、アジアが一つになって、 輝くアジアの未来を築いて行きましょう。」との意味です。 即ち「互いに愛し、一つになりましょう」とのことです。 私たちが先ず愛しましょう。(Ⅰペテロの手紙4:8)経済的、文化的、宗教的な追突によって生まれた傷や多くの罪を覆って和解と団結の手を差し伸べるべきでしょう。 このために仁川市民が率先して45カ国のアジア人を愛することです。(ローマの手紙12:10) 16日間、仁川市で互いに愛のエネルギを吹きだしてみましょう。 互いに愛するとき、神様の栄光が現れます。(Ⅰヨハネ4:7) 第Ⅲ、共に奉仕せよ。 9月3日、仁川純福音教会は ボランティア発隊式を持ちました。 700名が団体ベストを着って宣言しました。 「私たちはクリスチャンとして 品位を守って親切で、誠実な心構えで奉仕する。」 選手達だけでなく、記者や観光客も訪ねて来ます。 選手団13,000名、審判及び技術者2,300名、メディア85,000名、外国人観光客20万名、 全体観覧客約200万が 仁川市に訪ねてきます。我が家に来るお客様です 。私たちと出会い、私たちと共にフェスティバルを楽しむお客様です。 私たちが持てなしをし、仕えるべきでしょう。 皆がボランティアになって仕えましょう。(Ⅰべテロの手紙4:9-10) 仁川純福音教会は 「ハーモニーエンジェル応援団」を作りました。 私たちを必要とします。応援も必要です。 人気のない種目に 出場する選手達を応援しましょう。 小国から来た選手達を励ましましょう。案内と挨拶をしましょう。 親切に道を案内しましょう。 私達が率先しましょう。 車両2部制(奇数運行、偶数運行)にも積極的に協力しましょう。 ホームステイも無料提供しましょう。 昔ながらお客間を置いて持て成した韓国の文化を 継承しましょう。 人生の最後の奉仕だという心構えで、覚悟を持って臨みましょう。 私達の ボランティアが45億のアジア人に感動を与えましょう。 ボランティアが宣教です。(マタイの福音書5:16) 私達皆が歴史の主役になりましょう。 9月15日 仁川上陸作戦を思い起こしましょう。 2014年 第17回アジア競技大会を成功的に開催しましょう。 今が祈るときです。愛し合うときです。互いに奉仕するときです。 神様が新しい歴史を成し遂げてくださいます。
祈り 神様、仁川市でアジア競技大会を開催できたことを感謝します。 45億のアジア人の皆が幸せで喜びのある大会になりますよう、 イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン |