本当に正しく知りましょう。聖書と新天地
この内容は教会や聖徒の信仰知識のために共益的な目的で聖書を根拠として書いたものです。
また、この内容は教会や聖徒たちの真信仰のため
「あなたがたは、『はい』は『はい』、『いいえ』は『いいえ』とだけ言いなさい」と仰せられた
イエス様の御言葉(マタ5:37)を根本として書いたものです。
天地創造主、唯一神である神様の統治の世界
本文:創1章-啓21章
天地万物を遺業として授かった最初の人アダムは、蛇(悪魔・サタン・竜)に迷わされ背教した。そのため、神様はアダムを離れられ、地球村は蛇が統治する蛇の世界になってしまった。
神様は罪を犯した者の子孫の中から義人を選ばれ新しい時代を開かれたが、結局はアダムのように背教してしまった。「アダムとエバ」「ノアと八人の家族」「アブラハムとモーセ」「イスラエルのソロモン王」などである。神様は時代ごとに選ばれた者たちと契約を結ばれたが、彼らもアダムのように契約を守らずに背教してしまった。そのため、神様は再び「新しい事」を約束され、旧約の預言者たちにこれを知らされた。預言者たちがこの事を記録したのが、旧約聖書の預言である。その後、神様は約束の牧者であるイエス様に臨まれ、約束された旧約を成し遂げられた(ヨハ19:30)。
だが、旧約を成し遂げたこの預言は、イエス様の初臨の時完成したのではなく再臨の時に完成する。旧約を成し遂げられた神様とイエス様は、再臨の時に完成する事を約束された。これが新約、すなわち「新しい契約」である。この「新しい契約」はイエス様の血で約束され(ルカ22:14-20)、約束された「新しい契約」、すなわち新約の啓示録を成し遂げる事により初めて完成する。
旧約の預言者たちが旧約が成し遂げられることを待っていたように、新約の聖徒たちも新約の啓示録が成し遂げられることを待ち望んできたのである。だが、イエス様はルカの福音書18章8節に、「…しかし人の子が来たとき、はたして地上に信仰が見られるでしょうか」と言われた。
アダムが罪を犯した後、地球村は数多く受難を受け、それによる苦しみが絶えなかった。このような峠を乗り越えてきたのは啓示録を成し遂げるためであり、大勢の人が滅ぶことなく救われるためであった。万物も嘆き、人々も嘆き、聖霊も言い表しようのない切実な思いで(ロマ8章)約束の日である啓示録の成就と創造主である神様の統治の世界を待ってきた。
神様が統治される啓示録の成就の時は以前の預言も、預言者(牧者)たちも、悪魔(蛇、サタン、竜)もすべてが終わりを告げ、以前の天と以前の地も消え去る(啓21章)。この時は新しい天と新しい地が再創造され、人も新しく生まれ、万物もいやされる。
すべての存在が罪を犯す前の姿に復活する。六千年間の神様の歴史上、ノアが叫び続けてもアダムの世界は信じず、モーセが叫び続けてもエジプトの人々は信じず、イエス様が叫び続けても肉的イスラエルの民と牧者たちは信じなかった。このように主の再臨である今日も以前の時代のように人々は信じず、叫ぶ者(約束の牧者)を殺そうとしている。これは時代ごとに悪の世界になったからであり、万民がサタンの所属になっていたからである。ユダヤ人は神様を自分たちの父だと、イエス様の前で言った。すると、イエス様はユダヤ人たちに「あなたがたの父は神様ではなく偽りを言う悪魔である」と言われた(ヨハ8:44-48)。血によっては同じ民族であるが、その中に存在する霊は悪魔であった。
今日、韓国においても、その当時とまったく同じような現象が起こっている。今も昔も、人は聖書の指示を信じるか信じないかによって救われるかどうかが決まる。
初臨の時、イエス様と弟子たちは神様の種を全世界に蒔いた。その時から約二千年が過ぎた。だが、静かな悪魔の世界にイエス様が来られ神様の種を蒔かれたのだ。どうして世の中が静かな状態でいられただろうか? 大騒ぎになり戦争が始まったのだ。
サタンはイエス様と弟子たちを追放して皆殺しにした。その後二千年の間、世界は静かだった。サタンたちだけの世界だったからである。だが、聖書の御言葉は生きて働き、約束通りに将来に成し遂げられる預言が、すべての国民に証しされるために、全世界に宣べ伝えられた(マタ24:14)。それで、この世に終末が訪れた。
約束をされた主がこの世に再び来られた。七つの霊を持って(啓3:1)、霊体として来られたイエス様は七つの星である七人の牧者を選び、再臨の働きを始められた(啓1、2、3章)。これをサタンが放っておくだろうか。戦争が始まるのだ。
サタンは、もし自分の物にした地球村を守り切れず6千年ぶりに神様の手に渡してしまうことになれば、底知れぬ所に投げ込まれるはめになる。そこで、必死で再臨の働きを台無しにしようと悪行の限りを尽くし、偽りまで口にするのだ。しかし 、彼らの行為が(啓13章)むしろ聖書の預言が成し遂げられる証拠になり、彼ら自身がサタンの集団だと証しすることになったのだ。この事によってサタンは捕まり、戦争に負け、神様のすべての物を神様に渡す事になる。
天と地で勝つことによってサタンを捕らえ、底知れぬ所に投げ込んで、そこを閉じ、まことの神様が失われた物を取り戻し、神様が統治される天国の世界になるのである。アーメン
神様の最後の働きである新しい契約の啓示録、どのように成し遂げられて終わるのか。イエス様が七つの霊と共に御霊の体で来られ、七つの星である七人の御使いを選んで道を備えるともしびの役割をさせられる。これに従ってサタンとサタンの牧者が七人の御使いのいる幕屋に入り込む。これが新しい契約である啓示録の成就の始まりである。
成就されるこの啓示録の中には、背教者と滅亡者と救い主が神様の道理に従って出現するようになる。また啓示録の中には七つの印で封じた本があり、印が解かれるたびに起こる七つの災いがあり、七つのラッパの災いがあり、七つの鉢の災いがある。また、三つの秘密がある。この啓示録が成し遂げれられる事を見聞きして、指示された通りに伝える約束の牧者がいる。その時には万国が惑わされて崩れているので、主が約束された牧者を聖書に基づいて探すことでのみ救われる。
啓示録の約束の牧者による救いは、背教の出来事と滅亡の出来事が先に現れた後に起こる。救いの働きは次のように成し遂げられる。二千年前に蒔いた種から収穫した初穂を収め(啓14:14-16)、印を押し(啓7章)、十二支派十四万四千人と白い群れを創造する。彼らはルカの福音書22章14-20節のイエス様の血による契約が成就した実体であり、神様の国と祭司長たちであり、血により契約した血の実である。これ以前のすべての事、すなわち預言者も預言も組織も信仰も終わることになり、新しい天と新しい地の再創造の時であって、神様の種と霊で新しく生まれた国と民の時である。これが新しい時代、新しい国、新しい民族、新しい聖殿、すなわち新しいエルサレムである「新天地」である。この時から竜の時代は終わり、神様が統治される天国の時代である。アーメン
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