霊界シリーズ ー その39 ー
レポーターはイ・サンホン氏 2000.10.23
【 霊界から釈迦のメッセージ 】
1、神様の実在を教えられなかった
仏教徒の皆さん、私は釈迦です。皆様は「観世音菩薩」や「南無阿弥陀仏」の意味を知っていると思います。
私は、地上生活で肉身の快楽にひたって生きていた (若い) とき、宮廷の外にいる世の中の人たちがひもじさにあえぎ、病に苦しんでいることを、知ることも理解することもできませんでした。
ところが、歳月の流れとともに私は、生死禍福の主人が別にいらっしゃるという事実を悟るようになり、人間として生まれてから死ぬまでの苦しみや解決できない多くの問題をめぐって、大いに悩み苦しんだのです。その結果として悟ったことといえば「自我」の発見というものでした。しかし、発見したその自我の背後にある実体に関しては、ずっと気にかかりながらも、そのままにしておくしかありませんでした。
しかし、大いなる神様が存在するがゆえに、私が存在するという事実、存在界のすべての現象は神様によって創造されたという事実を、釈迦は解明することができませんでした。自己を発見して主管しさえすれば、すべてにおいて最高の基準に達することができると考えていたのです。
しかし、私の大きな過ちは、自我を発見したのち、神様の実存に関して (弟子たちに) 正しく教えることができなかったことです。今日の仏教徒が、神様を正しく求めることができず、知ることができないのは、すべて私の教えに問題があったと思います。
したがって、仏教徒の皆様「自我の発見と自己の完成」は、神様を中心としてなされなければなりません。それがすなわち「個体完成」なのです。神様を離れた個体完成というものはあり得ません。
仏教では、人間は完成し、よく生きていくことによって浄土、極楽へ行かなければならないと説かれていますが、その極楽の真実の意味は、神様のいらっしゃる天国のことなのです。ある日神様が私を呼ばれて「汝が深い境地で黙想しながら、すべての試験と誘惑に耐え抜いたとき、その力の源泉はどこにあったか知っているか、その力の根本は万有原力であり、その万有原力の主人が、すなわち神である」と教えて下さいました。そして「汝、弟子たちに、神について教えてやれなかった (親) 不孝を、肝に銘じるがよい」と語られました。そして、仏教に入門する数多くの人々が念仏を唱えながら、菩薩、仏ばかり、釈迦ばかりを求めて、神様を求めていない、と叱責されたのです。
仏教徒の皆さん、この地球上の森羅万象は、すべて神様の創造物であり、人類は神様の子女です。一つの天のもとに、数多くの人種や宗教や様々な次元の文化は、唯一の神様を中心として、一つの宗教、一つの文化へと統一されなければなりません。これが神様の本来の願いであり創造理想であり目的です。
愛する仏教徒の皆さん、私たちは神に仕えて侍り、一つの柵の中で同じ空気を吸って生きなければなりません。そのためには、皆様が今後、釈迦を求めるのではなく、神様を求めてくださるように願います。神様がいらっしゃる天国の世界で、共に出会って生きるために、釈迦に代わって、神様を皆様の主人にしていかなければなりません。釈迦に拝するとき「神様!」と呼び求めながら、精誠を尽くしてください。釈迦は既に神様を父母として仕える身なので、そこには釈迦は現れないはずです。
仏教徒の皆さん!釈迦はこちら (霊界) に来て、極めて真なる真理を発見し、その真理を仏教徒の皆様に伝えようと思います。そのため、Rev. Moon の思想について学んでください。ここにおいては、神様がいらっしゃる天国の世界に、共に集って生きるのが最上の人生です。そこがすなわち (最上の) 極楽世界です。ですから仏教徒の皆様は、神様を中心として生きていくように努力しなければなりません。皆様の人生の方向を転換しなければなりません。皆様が方向転換するように釈迦は、霊界からメッセージを伝えていこうと思います。是非とも、この点を胆に銘じて研究してくださることを願います。
イ・サンホン (1914ー1996) Rev. Moon の弟子
地上でメッセージを受けたのはキム・ヨンスン女史