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여록(2026.06.14, 일)

작성자청소부|작성시간26.06.14|조회수7 목록 댓글 0

余録

 

奈良県の飛鳥…

毎日新聞2026/6/14 東京朝刊有料記事624文字

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「飛鳥・藤原の宮都」遺跡群のひとつ、石舞台古墳=奈良県明日香村で2021年10月3日、松井宏員撮影

 奈良県の飛鳥(あすか)は古く「明日香」と表記されていた。万葉集に「飛ぶ鳥の 明日香の里を 置きて去(い)なば 君があたりは 見えずかもあらむ」とある。「飛ぶ鳥の」は明日香の枕ことば。これが地名の飛鳥に転じたといわれる▲その古都が朗報に沸いている。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に「飛鳥・藤原の宮都」遺跡群が登録される運びとなった。19の構成資産のうち、石舞台古墳など15資産は人口約5000人の明日香村にある。1980年、地元が声をあげ、歴史的風土の保存と生活環境の整備を目指す特別措置法が制定された。厳しい開発規制とともに、日本の原風景のような地域を守ってきた人々の喜びはひとしおだろう▲明日香村の村名は戦後の「昭和の大合併」でできた。もともと飛鳥村があったが56年に2村と合併する際、歴史ある「明日香」を採用した▲「平成の大合併」の際は近隣市町村との合併が浮上したが見送った。明日香の村名維持への思いは強かったと聞く▲冒頭の歌は藤原京から平城京への710年の遷都にあたり、女性天皇の元明天皇が詠んだとする説が有力だ。離れる飛鳥の地や、亡き夫をしのんだとみられる▲平成の合併を経て、全国の「村」は183に減った(北方領土除く)。村の無い県は13にのぼり、明日香村も人口減少が続く。遺産登録が実現すれば当座は観光客がのどかな飛鳥に押し寄せるかもしれない。長年故郷を守った経験を生かし、着実に新たな飛翔(ひしょう)につなげてほしい。

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