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아소씨의 생각, 누가 알겠는가?

작성자청소부|작성시간26.06.20|조회수2 목록 댓글 0

土記

 

麻生氏の思い、誰ぞ知る=伊藤智永

伊藤智永

毎日新聞2026/6/20 東京朝刊有料記事1015文字

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 約600年前の室町時代に天皇家から分かれた旧宮家出身の男性というだけで、昨日まで民間人として暮らしていた人を、養子縁組で「にわか皇族」に仕立てようというまこと奇っ怪な皇室典範改正が、7月17日会期末の今国会で実現するかもしれない。

 一説に15歳以上というから今、高校生かもしれない。真剣に交際している一般人の彼女(属性不問)がいて、いずれ二人の意思で結婚したら、やはり皇族になる。

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 二人の子が男なら、「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」たる天皇の有資格者らしい。

 いくら想像しても現実離れした法改正の旗を、自民党の麻生太郎副総裁が遮二無二振り回している姿が、もっと釈然としない。

 党や派閥の会合で「何としても今国会で成立を。この思いを共有していただきたい」と周囲をにらみつけ力む姿を見る度に、どんな思いだ、といぶかしむ。

 

 

 

 月刊誌「文芸春秋」7月号の座談会で、政治学者の御厨貴氏が、麻生氏の振る舞いが不信を抱かせる核心をズバリと突いた。

 麻生氏の実妹は三笠宮寛仁親王妃信子さま(71)である。長く家族と別居しているが、昨年9月に三笠宮家を離れ、別予算の「三笠宮寛仁親王妃家」という新宮家を創設して当主になられた。

 

 国民には寝耳に水。異例の措置らしいが、理由や経緯の詳細は分からない。御厨氏は指摘する。

 「新宮家に養子が取られたら麻生さんが天皇の外戚になり、平安時代の藤原氏のようになる。政治的権力者と天皇の権威との距離がぐっと近くなって、皇族の政治的中立性が揺らぐ可能性もある」

 外戚とは君主の母方の血族・親戚。中国歴代王朝が栄華と腐敗を繰り返した要因の一つだ。日本史では藤原氏や平氏が知られる。

 

 麻生氏が「令和の摂関政治」を狙っているとは言わない。9月で86歳。さすがに無理だろう。

 とはいえ「安定的な皇位継承の確保」という大義名分の下で、特定の政治家一族に近い宮家が、将来の天皇を出す受け皿になるかもしれない不審な制度を作るのか、と疑念を抱かれるだけで、戦後の皇室が国民との「信頼と敬愛」によって築いてきた天皇の象徴性は、くもり、ゆがむ。

 麻生氏の家業「麻生グループ」の公式サイトは、家伝として麻生家が「藤原一族の流れをくんでいる」と記述する。麻生氏から側近議員が「藤原五摂家って分かるか」と問われた話もある。摂政・関白を独占した五名家に、ひそかな対抗心を燃やしていないとは誰も分からない。(専門編集委員)

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