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食(用実装)は万里を超える…?

작성자Extra no.2|작성시간21.10.24|조회수1,202 목록 댓글 12

無題Nameとしあき 21/10/20(水)21:47:20 ID:bj9VjZ/INo.1468955そうだねx10
    1634734040144.jpg-(67751 B)

 

>食費を浮かせるため食用品種の実装石を野菜クズや雑草などで育てて時々強制出産させて仔を食べる人が増えているとか
主婦の知恵みたいで良いですね

「デッデロゲー…♪デッデロゲー…♪」
「また胎教の唄を歌ってるわ、仔はどうせ食べられるってのにやっぱり実装石はバカねえ」
最初は抵抗していた親実装だったが何匹も喰われるうちにしだいに諦めざるをえなかった
そして熱心に胎教の唄を歌うようになった
せめて腹のなかだけでも仔に幸せでいてほしいのだ
そしてそろそろ夕食のしたくをしようと主婦は今日もタバスコを取り出すのだった
80食(用実装)は万里を超える…?1/11Nameとしあき 21/10/23(土)00:26:02 ID:COA/uDPkNo.1469018そうだねx6
「デッデロゲ~…♪」
大きくなったお腹をさすりながら親実装は決意していた
自分は我が仔を食べられるためだけに生きているわけじゃない
なんとかして生きた証を残さねば
仔どもたちを生かして外の世界に送らなければ
そのための準備は整った
夜になり、この家の家主たちが寝静まった頃
親実装は歌うのをやめ行動を始めた
まずはこのケージの中に無造作に置かれた無数の小さな実装服の中から
赤く汚れ湿り気を帯びた一つの服を手に取った
この赤い汚れは数日前、人間にタバスコを目にかけられたとき
流れた涙を拭うフリをして染みこませておいたものだ
81食(用実装)は万里を超える…?2/11Nameとしあき 21/10/23(土)00:29:25 ID:COA/uDPkNo.1469019そうだねx5
    1634916565015.png-(12999 B)

雑巾のようにその服を絞ると僅かながら赤い液体が生地から染み出てくる
親実装は急いでその服を左目に押し当てると
視界は段々と赤く染まり、いつものように鼓動が早くなるのを感じた
強制出産の兆候だ
わずかにタバスコの残った液体は左目に刺すような痛みを与えてくる
親実装はうめき声を上げそうになるのを必死に耐え、無事に出産を終えた
しかしゆっくりと仔を慈しむ暇は無い
生まれた仔の粘膜を急いで舐め取り軽く抱きしめたあと
ケージを抜け出しダイニングから庭に通じるガラス戸を開け
仔どもたちを庭へとゆっくり降ろした
「このおくるみにゴハンが入ってるデス。オマエたちはお外で楽園を見つけるデス」
「テチー。ママはお外いかないテチ?」
「ママはお石を取られてどこかに隠されてるデス。
 …オマエたちだけでもシアワセならママは充分デスゥ」
82食(用実装)は万里を超える…?3/11Nameとしあき 21/10/23(土)00:30:33 ID:COA/uDPkNo.1469020そうだねx5
「テチュゥ…」
仔実装たちは実装フードがいくつかばかり入った実装服を受け取ると
名残惜しそうに泣き声をあげながらも真っ暗な庭に走り出していった
「これでいいデス…」
親実装は静かにガラス戸を閉め箒を器用に使ってロックをかけなおし、再びケージの中に戻り横になった
すべて上手くいった
これまでの夜に人間の目を盗みながら練習した甲斐があった
今は亡き仔どもたちの残したこの無数の実装服
これが無ければ涙を溜めることも、ロープのようにしてケージの留め具を外すことも不可能だったろう
人間に喰われるだけだったあの仔たちの死は無駄ではなかったのだ
そう思うと親実装は声を押し殺し泣いた
そして今度は散らかった実装服の中から先ほどのものとは別の服を取り出し
今度は右目に押し当てた
服から滲み出た液体が親実装の右目を緑色に染めていく
83食(用実装)は万里を超える…?4/11Nameとしあき 21/10/23(土)00:31:51 ID:COA/uDPkNo.1469021そうだねx5
「これでまたニンシンしておけば、産んだことはバレないはずデス…」
このままだと次に産まれる仔は親指実装のように小さい未熟な仔だろう
しかし今までも未熟な仔を産んだことは何度かあった
そのとき人間は特に気にするでもなく、栄養状態が悪かったのだろうと
家庭菜園で作った野菜のうちの出来損ないのものをいつもの残飯の代わりに与えてくれた
今回もおそらくそれだけのことで済むと親実装は予想していた
あとは逃がした仔どもたちが庭を走り抜け、この家の敷地から外の世界に踏み出してくれればいい
この先あの仔たちに襲い掛かる苦難は多いだろうが、それでも自分はできるだけのことはやった
親実装はこの上なく晴れ晴れとした気持ちで眠りについた
84食(用実装)は万里を超える…?5/11Nameとしあき 21/10/23(土)00:33:04 ID:COA/uDPkNo.1469022そうだねx6
    1634916784540.png-(10935 B)

翌朝、少し腫れた目を擦りつつ
これほど朝の光をまばゆく感じたことがあっただろうかと思いながら親実装は目を覚ました
ダイニングの片隅に置かれたケージの中で背伸びをしながら昨夜、我が仔が新しい世界へと踏み出した庭へ目をやった
「………。………デェ?」
ガラス戸の向こうにちらちらと見え隠れする緑色の小さなもの
そんなはずはない
うそだ、そんな
ガラス戸から視線を外すことのできない親実装の額にどっと冷や汗が流れ出る
あの仔たちがまだ庭にいる…!
ガラス戸に遮られ声は聞こえないものの、仔実装たちは何かはしゃいでいる様子だった
85食(用実装)は万里を超える…?6/11Nameとしあき 21/10/23(土)00:34:47 ID:COA/uDPkNo.1469023そうだねx6
「テチューン!あまあまたべものいっぱいテチュー!」
「ママからもらったゴハンよりおいちいテチー♪」
「らくえんがすぐ見つかるなんてやっぱりワタチはラッキージッソーテチ!」
仔実装たちは庭を通り抜けるどころか、あろうことか庭の一角に設けられた家庭菜園を荒らしていたのだ
実をつけていたミニトマトやイチゴ、あとは収穫されるだけだったミニキャベツと
仔実装たちの背の届く範囲にあるものはほとんど喰い散らかされていた
親実装は気を失いそうになるのを我慢してケージの中から、ガラス戸の向こうの我が仔たちへと叫んだ
「オマエたちぃ!なにしてるデス!なんで…っなんで外に逃げないデズァ!!」
仔実装たちはこちらの声に気が付いたのか、あたりをキョロキョロと見回しだすが
ガラス戸に日光が反射していたため親実装の姿を認識することが出来ないようだった
86食(用実装)は万里を超える…?7/11Nameとしあき 21/10/23(土)00:36:06 ID:COA/uDPkNo.1469024そうだねx6
産まれたばかりでこの世界のことは何も知らないに等しい仔実装が
真夜中の暗闇の中で方向も距離感もつかめず、家の敷地から確実に離れることなど不可能に近かった
あの脱出劇の後、仔実装たちは暗い庭の中を怯えながら彷徨った
途中でお腹が空き、みんなで親実装からもらったフードを分け合って食べた
「もうつかれたテチュ…」
「らくえんどこテチィ?」
「こんなに歩いたんだからもうすぐテチ」
小さな仔実装にはこの一軒家の少し広めの庭でさえ、まるで大自然の平原のような広さに思えた
やがて夜が白み始めたとき、仔実装たちの目の前においしそうな実をつけた植物が現われた
「ここテチ…!みつけたテチ!」
ここがママのお歌で教えられた楽園
そうに違いないと仔実装たちは確信したのだ
仔実装たちは目の前の実を夢中になって食べ始めた
87食(用実装)は万里を超える…?8/11Nameとしあき 21/10/23(土)00:37:15 ID:COA/uDPkNo.1469025そうだねx6
お腹を満たした仔実装たちは歩き回った疲れからか、やがて寝息を立てていた
そして完全に夜が明けた頃に目を覚まし、手近にあったイチゴを朝食に取り始めた
甘くておいしい食事
まだ背は届かないが高いところには同じものがたくさん実っている
すぐに背が伸びてあの甘いものは全部自分たちの物になる
だってここは楽園だもの
仔実装たちはイチゴを食べ散らかしながら小躍りした
88食(用実装)は万里を超える…?9/11Nameとしあき 21/10/23(土)00:37:53 ID:COA/uDPkNo.1469026そうだねx6
「なぁに?朝からなに吠えてるの」
朝食を作りに人間がダイニングへとやってきた
親実装はその姿を見てビクリと体を震わせると途端に静かになった
「なんなのよもう。近所迷惑だからうるさくしないって言ったでしょ?」
ケージの中で静かに震える親実装に話しかけながら人間がガラス戸に向う
「さて、新鮮なトマトちゃんでも収穫して朝ごはんにしますかー」
親実装にはもうどうすることも出来ず青ざめながら俯いた
庭に出た人間の声が聞こえてくる
「えー!あぁーもう何よこれぇ?どっから来たのよこの野良」
89食(用実装)は万里を超える…?10/11Nameとしあき 21/10/23(土)00:38:57 ID:COA/uDPkNo.1469027そうだねx5
「ニンゲンさんテチ」
「あまあまうまうま。ニンゲンさんにはあげないテチ」
「テチテチと腹立つなぁ。食ってやろうかしらこいつら。
 でもウチのと違って野良は何があるかわからないから食べらんないのよねー」
仔実装たちは人間を見上げながらも食べることをやめない
「そんなにお腹がすいてるの?じゃ、いいものあげるわ。そこにいなさい」
そう言い残すと人間は家の中へと戻っていき、何か小さな缶を持って出てきた
「ほら、これあげるわよー。おいちいでちゅよー」
人間は缶から小さな粒のようなものを、いくつか摘まんで仔実装に投げてよこした
仔実装たちの足元に甘い香りを放つ色とりどりの粒がコロリと転がる
「テ?なにかくれたテチ」
「食べていいテチ?みどころのあるニンゲンさんテチュ」
「ペロ…ッ?すっっごいあまあまテチュ!ッテチュゥウ~~ン♪」
90食(用実装)は万里を超える…?11/11Nameとしあき 21/10/23(土)00:40:12 ID:COA/uDPkNo.1469028そうだねx9
    1634917212233.png-(9442 B)

親実装は知っていた
人間が持っていったあの缶に何が入っているかを
仔どもたちはあのわざとらしい甘い香りに抗えないだろうことを
親実装はケージに散らばる実装服をかき集め、震えながらその中に頭を突っ込んだ
仔どもたちの声を聞かないようにするため耳の穴にまで服を詰め込んだ
上手くいったはずなのに
どうして、どうしてこんな目に…?
「デヒ…デヒィィ……」
何かも無駄だった
寝ずに歌った胎教も何度も練習した計画も
知らずに洩れていた自分の嗚咽の中に、仔どもたちの小さな悲鳴が混じって聞こえたとき
この家のどこかから聞こえるはずの無い(パキン)という小さな音が聞こえた気がした
「テッテレー♪」
緩んだ親実装の総排泄孔から飛び出した蛆実装の声が虚しくダイニングに響いた
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댓글

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  • 작성자e222ac | 작성시간 21.10.30 87.
    배를 채운 자실장들은 이리저기 걸어다녀 지친탓일까 이윽고 잠들어 버렸다.
    그리고 완전히 밝아졌을때쯤 눈을떠 근처에있던 딸기들을 따기 시작했다.
    달고 맛있는 식사 아직 키에는 닿지 않지만
    높은곳에있는 저 단것들을 전부 자신들의 것으로 한다.
    왜냐면 여기는 낙원이니까
    자실장들은 딸기를 먹어치워가며 덩실거렸다.

    88.
    [뭐니? 왜 아침부터 짖고있어]
    아침을 만들던 인간이 주방에 왔다.
    친실장은 그 모습을 보고 깜짝놀라며 몸을 떨던중 갑자기 조용히 될수밖에 없었다.
    [뭐야 근처에 민폐니까 시끄럽게 하지 말라고 했잖아]
    케이지의 안에서 조용히 몸을 떨던 친실장에게 말을 걸면서 인간은 창문을 바라본다
    [자 그럼 신선한 토마토라고 수확해서 아침밥을 만들어 볼까~]
    친실장에게는 이제 더이상 방법이 없다는듯 창백해진 얼굴을 숙였다.
    정원에 나간 인간의 소리가 들려온다
    [에! 뭐야 이거 어디서 온거야 이것들]
  • 작성자e222ac | 작성시간 21.10.30 89.
    [인간인테치][달고 맛있는테치 인간씨한텐 안주는 테치]
    [테치테치 열받네 먹어치워줄까 이놈들]
    그래도 우리(친실장)와 달리 얘들은 뭐가있을지 모르니까 안먹는게 좋겠지
    친실장들은 인간을 올려다보면서도 먹는것을 멈추지 않는다.
    [그렇게 배가고프니? 좋은것을 줄게 거기 있어]
    그렇게 말을 남기고 인간은 집안으로 돌아와 무엇인가 작은 캔을 들고왔다.
    [자 이거 줄게 마시겠찌?]
    인간은 캔에서 작은 알약같은것을 몇개 집어 자실장들에게 던졌다.
    자실장들의 발주변에서 좋은 향기를 내는 알록달록한 것이 데구르르 굴러간다.
    [테 뭔가 온테치!] [먹어도 되는테치? 훌륭한 닝겐상인테치!]
    [할짝..! 엄청나게 아마아마한테츄!!!!]
  • 작성자e222ac | 작성시간 21.10.30
    90.
    친실장은 알고있었다.
    인간이 가져온저 캔안에 무엇이 들어있는지를
    자실장들은 저 부자연스러운 달디단 향에 저항하지 못할것이라는것을
    친실장은 케이지에 널부러져있던 실장복을 모아 떨면서 머리를 그 안에 집어넣었다.
    자들의 소리가 들리게 하지 않기 위해 귓구멍까지 옷으로 채워넣었다.
    잘 되었을 터였다. 어째서 어째서 그런눈을..
    [테에...테히...]
    모든게 허사였다.
    잠도 안자고 불렀던 태교도 몇번이고 연습한 계획도
    모른채로 빠져있엇던 자신의 오열의 안에서
    자들의 작은 비명이 섞여들어왔을때
    이 집의 어딘가에서 들려올리없는 파킨! 이란 작은 소리가 들려온것같은 느낌이 들었다,
    [텟테레!]
    느슨해진 친실장의 배설구에서 튀어나온 구더기실장의 소리가 허무하게 거실을 울렸다.
  • 작성자e222ac | 작성시간 21.10.30 이걸로 끝입니다. 한국어로 표현이 어려워 의역한것도 있고. 용어들은 일부러 의역한것도 존재합니다. 일단 번역하면서 이 소설은 일어공부하기에 다양한 표현들이 많이 나와서 일어를 공부하시는 분들은 이 소설을 한번 원어로 읽어보시면 도움이 많이 되실것입니다. 실장석소설이라고 할까말까 했다가 공부가 되서 만져버렸네요
    어디서 이런걸 얻어오시는지 알고싶을 정도였습니다. 재밋게 번역했습니다.
    감사합니다.
  • 답댓글 작성자Extra no.2 작성자 본인 여부 작성자 | 작성시간 21.10.30 모두가 편히읽을수 있도록
    번역 해주신거 감사드립니다!!
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